ケアイストってどんな人たち?資格取得後も学び続ける理由
こんにちは。
ケアイスト協会代表の竹下貴美です。
今日はいつものコラムとは少し趣向を変えて、ケアイスト協会の活動についてご紹介したいと思います。
「ケアイストって、どんな人たちなの?」
「資格を取った後は、どんな活動をしているの?」
そんな協会の“今”を、少し覗いていただけたら嬉しいです。
ケアイストは、資格取得をゴールにはしていません
ケアイスト協会では、認定資格を取得し、ディプロマ(修了証)を受け取ることをゴールにはしていません。
私たちが目指しているのは、身体のケア技術を身につけることだけではないからです。
身体について学ぶこと。
心について学ぶこと。
脳の仕組みを知ること。
そして何より、ケアをする私たち自身が学び続け、成長していくことを大切にしています。
そのため資格取得後も、勉強会や学習会、メンタルケアの学び、技術の確認、メンバー同士の交流など、継続して学び合える機会をつくっています。
そこでは知識や技術だけでなく、
「こんな時、みんなはどうしている?」
「私はこんなことにチャレンジしてみたよ」
「こんな失敗をしたけれど、そこからこんなことを学んだ」
そんな日々の経験も共有しています。
一人で学び、一人で頑張るのではなく、仲間と一緒に学び、実践し、また振り返る。
資格を取ってからが、ケアイストとしての本当の学びの始まりだと、私たちは考えています。
ケアする人自身が、まず自分を大切にする
ケアイスト認定資格取得講座を受講される方の職業はさまざまですが、共通して感じるのが、「誰かの役に立ちたい」という想いを持った方がとても多いということです。
最近は、医療従事者の方が学びに来てくださることも増えてきました。
実は最近、私の両親が立て続けに入院することがありました。その時、母から聞いた話がとても印象に残っています。
毎日一生懸命に、患者さんのために動いてくださっている看護師さんたち。それでも、とても忙しそうで、かなりお疲れに見えたそうです。
入院している母の方が思わず、
「大丈夫?」
と声をかけたほどだったそうです。
人を支える仕事をしている人ほど、「目の前の人のために」と自分のことを後回しにしてしまうことがあります。でも、自分自身が疲れ切っていたり、心に余裕がなくなっていたりすれば、誰かを支え続けることも難しくなってしまいます。
だからこそ私たちは、ケアする人自身がまず自分の身体と心を調えることも、ケアイストにとってとても大切な学びだと考えています。
自分の状態に気づく。
仲間に話を聞いてもらう。
身体をケアしてもらう。
学びを通して、自分自身を見つめ直す。
「ケアする人」と「ケアされる人」を分けるのではなく、私たち自身も時にはケアされる側になる。
そんな循環があるからこそ、また誰かに優しく手を差し伸べることができるのではないかと思っています。
仲間がいるから、一歩踏み出せる
ケアイストのメンバーも、一人ひとり違います。
これまで歩いてきた人生も違えば、得意なことも、苦手なことも違います。サロンを経営している人もいれば、医療や福祉などの現場で働いている人、これから新しい一歩を踏み出そうとしている人もいます。
だからこそ、誰かと比べるのではなく、
「ここまでやってきたね」
「そんなことに挑戦しているんだね」
「その経験も大切だね」
と、お互いの存在や歩みを認め合える場所でありたいと思っています。
私たちが大切にしているのは、単に「すごいね」と褒め合うことではありません。その人がやってきたこと、努力していること、悩みながらも一歩を踏み出そうとしていること。その人自身の歩みを、まず認めることです。
仲間に認めてもらう経験を重ねながら、自分自身でも「私、ちゃんとやっているな」と認められるようになる。そんな小さな積み重ねが、自分を信じ、次の一歩を踏み出す力につながっていくのだと思います。
ケアイストを全国へ
私たちが目指しているのは、ケアイストという資格を持つ人を増やすことだけではありません。
身体が疲れたとき。
心が疲れたとき。
人生に少し立ち止まりたくなったとき。
そんな時に、
「近くにケアイストがいるから大丈夫」
そう思ってもらえるような存在を、全国に増やしていきたい。そして地域ごとに、人と人がつながり、学び合い、支え合えるケアイストのコミュニティをつくっていきたいと思っています。
身体をケアする。心にも寄り添う。そして、その人がその人らしく人生を歩いていけるよう応援する。そのために、まず私たち自身が学び、調い、成長し続ける。
ケアイスト協会の活動は、まだまだ成長の途中です。これからこのブログでも、勉強会や研修、メンバーの活動、地域での取り組みなど、ケアイストたちの“今”を少しずつお届けしていきたいと思います。
ケアを通して、人と人がつながる。そのつながりが地域へ広がり、やがて全国へ広がっていく。
「近くにケアイストがいるから大丈夫」
そんな未来を、仲間たちと一緒につくっていきます。

