個人サロンの公式LINE、あえて"ダサく"した話

こんにちは、藤川ゆかりです。

「せっかく作ったPOPや公式LINE、実は"おしゃれ"すぎてお客様に伝わっていないかもしれません」。

そう気づかされる出来事が、先日ありました。今日は、私が自分のサロンの同意書と公式LINEのデザインを、あえて"ダサく"した実体験からお伝えします。

結論:デザインは「美しさ」より「伝わりやすさ」を優先する

自宅サロンや個人サロンの集客において大切なのは、見た目のおしゃれさよりも「お客様にとっての使いやすさ」です。

私のサロンは、お客様の年齢層がやや高めで、ボリュームゾーンは50代から70代。この世代にとって、文字が小さい、色のコントラストが弱い、といった一見洗練されたデザインは、実は読みづらさやストレスの原因になっていることがあります。

なぜそう言えるのか:大手チェーンで学んだこと

先日、大手のマッサージチェーン店に伺った際、施術前の同意書がカラフルで文字が大きく、とても見やすいことに驚きました。「よくできているな」と、素直に感心してしまったんです。

その時、改めて気づきました。「見えにくい」「使いづらい」は、お客様のリピートに直接影響するということに。

どんなに評判の良いレストランでも、予約手段が郵便とかファックスしかなかったら、あなたは予約したいと思うでしょうか。おそらく、多くの方が他のお店を選ぶはずです。

デザインや導線の使いにくさは、それだけでお客様を遠ざけてしまうのです。

お客様は「見にくい」と言ってくれない

ここで一つ、知っておいていただきたいことがあります。それは、お客様は「文字が小さくて読めません」「ボタンが分かりにくいです」とは、なかなか言ってくれないということです。

不満があっても口に出さず、ただ静かに予約をやめてしまう。これが一番怖いパターンです。同意書が読みにくくても、その場では我慢して署名してくださいます。公式LINEのボタンが分かりにくくても、頑張って予約してくださる方もいます。

でも、その「頑張り」や「我慢」は、確実にお客様の負担として積み重なっていきます。そして次第に、「なんとなく面倒だから」と足が遠のいてしまうのです。クレームにも口コミにもならないまま、静かに離脱していく。これほど、サロン側が気づきにくい機会損失はありません。

だからこそ、お客様から言われる前に、こちらから気づいて手を打つ必要があります。

実録:同意書と公式LINEを"あえてダサく"した話

学びをすぐに自分のサロンにも取り入れることにしました。

施術前の同意書をカラーにして、文字のメリハリをつけ、老眼が進んだ方でも読みやすいように変更しました。項目ごとに色を分け、大事な部分は太字で大きくしています。

続いて見直したのが、公式LINEの予約用リッチメニューです。ボタンの文字が小さく、目が疲れている方や老眼が進んだ方には見にくいのではと感じ、フォントを大きくし、コントラストを強める調整をしました。

結果、正直に言うと、見た目は少し野暮ったくなりました。おしゃれさという点では、やや後退したかもしれません。それでも、お客様には「読みやすい」「安心できる」と、より心地よく過ごしていただけるようになったと感じています。

お客様像に合わせてデザインを選ぶ

もちろん「見やすさ重視」という単純な話ではありません。大切なのは、来てほしいお客様がどんな人で、何を求めてサロンに来ているのかを明確にすることです。

  • おしゃれでラグジュアリーな気分を味わいたい客層なら、洗練されたデザインが合う
  • 健康になりたい、癒されたいという客層なら、見やすさ・使いやすさを優先すべき

私は今40歳ですが、お客様の多くは50代から70代。自分の感覚だけでは、そのお客様が何を求めているのか分からないことも多いものです。そんな時に参考になるのが、そのターゲット世代が読んでいる雑誌やメディア、同世代向けブランドの見せ方です。私自身は「ハルメク」を毎号参考にしています。今月号でも、文字の大きさや色使いのヒントをたくさんもらいました。

もしお客様の年齢層が自分と離れている場合は、以下のようなメディアの「見せ方」を参考にしてみてください。

世代メディア例特徴
30代BAILA/InRed/Oggi働く30代向け。コンサバ系〜甘辛ミックスまで幅広い
40代VERY/STORY/GLOW/リンネルママ層・エレカジ系から、暮らし系まで多様
50代ハルメク/フィガロジャポン/クロワッサン上質な装いや暮らし・お金の情報が中心
60代ハルメク/ゆうゆう/毎日が発見大きな文字、広い余白の生活実用情報誌が定番

特にハルメクは50代・60代の両方に強く支持されているメディアで、文字の大きさや余白の取り方など、デザイン面でも参考になる点が多くあります。

この考え方は、同意書やLINEだけでなく、メニュー表や予約フォームなど、お客様が実際に触れるすべてのツールに応用できます。

まとめ:正解は「自分」ではなく「お客様」の中にある

POPや公式LINEのデザインで一番大切なのは、作り手の好みではなく、お客様がストレスなく理解し、行動できるかどうかです。

  • 来てほしいお客様像をはっきりさせる
  • そのお客様が何を求めているかを考える
  • 自分と年齢層が離れている場合は、その世代のメディアを参考にする

一度、ご自身のサロンの同意書や公式LINE、予約導線を、来てほしいお客様の目線で見直してみてください。小さな見直しが、リピート率や信頼につながっていきます。

私自身、個別相談を行う中で、「集客の悩み」の裏側には、こうしたお客様目線の抜け漏れが隠れているケースを数多く見てきました。集客の入口だけでなく、お客様が実際に触れる一つひとつのツールまで、ぜひ丁寧に見直してみてくださいね。

個別コンサルティングでは公式ラインの構築方法もお伝えできますよ。


ケアイストラインのイベントよりお申し込みできます🗓️

スキルアップ研修

福岡・・・2026/10/21(水) 10:00~17:00

メンテナンス会

熊本・・・2026/10/14(水) 13:00~

長崎・・・2026/10/23(水) 10:00~

オンライン学習会

解剖生理学・・・2026/10/16(金) 13:00~14:00


オンライン交流会

・2026/10/30(金) 21:00~22:00

ボランティア活動

・2026/10/28(水) 10:00~16:00

熊本県宇城市松合町にて

ご参加いただける方は貴美先生までご連絡ください 

藤川ゆかり

熊本県熊本市と阿蘇市の2拠点でフットケアサロンを経営。

既存顧客様のご要望にお応える形でリンパケアをメニュー化しました

2020年の開業以来、集客・マーケティングはほぼ自力で行ってきました

様々なトライアンドエラーを経験した私が、ケアイスト協会の皆様に集客のヒントをお伝えしていきます!

ダ・ヴィンチのあしの詳細は【こちら】

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